
こんにちわ!こんばんわ!よしこです!
今日は精神科訪問看護について語りたいと思います!
精神科ってなんか暗いイメージ、ありますよね
精神科と聞いて、どんなイメージを持ちますか?
大変そう。暗そう。なんか怖い。
結構そういうイメージを持たれがちなんですよね。
ちなみにわたしは病棟ではなく、在宅の精神疾患を持つ患者さんのところに車で訪問するのがお仕事です。
毎日いろんな家のピンポンを押して回っています。
そのわたしが断言しますが、精神科、楽しいです。
その理由を今日はひそひそ話します。
同じ病名でも、全員ちがう人間である
精神科の面白いところのひとつめ。
内科や外科って、同じ診断名がついた患者さんには、ある程度共通した治療やケアがあります。
でも精神科はそれが通用しない。
たとえば「うつ病」という同じ病名がついていても、10人いたら10人全員印象が違うんです。
生き方、価値観、考え方、育ってきた環境、人間関係。
そういうものが全部織り混ざって症状として出てくるので、教科書の定型パターンがそのまま当てはまることがほとんどない。
わたしがこの仕事を始めた頃に言われたのが「診断名で固定概念を持ってきちゃダメだよ」という言葉でした。
うつ病の人にはこういう看護、統合失調症の人にはこういう看護、みたいなパターンを持ち込むと、うまくいかなかったときに行き詰まる。
だからそもそも持ってこない方がいい、と。
最初はそれで大丈夫なのかと思いましたが、今はものすごく納得しています。
精神科はマニュアルが通用しない分、毎回ゼロから目の前の人を理解しようとする必要がある。
それがしんどい人にはしんどいけど、わたしにはそれがたまらなく面白かったりします。
「話す」が治療になる、不思議な科
ふたつめの面白いところ。
内科だったら食事が治療になったり、整形外科だったら運動やリハビリが治療になったりしますよね。
精神科は、話すことが治療になります。
薬を持っていっても治らないものが、対話によって変わっていく。
なんかすごくないですか、これ。
だからこそ精神科は、人と話すのが好きな人にはめちゃくちゃ向いている仕事だと思っています。
対話が武器になる仕事なので。
逆に人と話すのが苦手な方には、正直しんどい仕事かもしれない。それは向き不向きの話なので、どっちが良い悪いではないんですが。
会話が好き、人の話を聞くのが好き、という方には本当におすすめしたい分野です。
回復していく変化を、そばで見られる
みっつめ。これが個人的に一番好きなところかもしれない。
精神科の訪問看護って、患者さんと長く付き合います。数ヶ月どころか、数年単位でお付き合いすることも普通にあります。
だから変化が見えるんです。
最初の頃は表情が硬くて、ちょっとしたことで怒って、感情がむき出しだった方が、ある日ふっと笑いながら話してくれるようになる。
長らく休んでいた仕事に戻れた。
ずっとうまくいっていなかった家族関係が、少しずつ改善してきた。
そういう場面に立ち会えるんです。ドラマじゃないですよ、本当の話です。
ただこれ、長い経過を経て得られる変化なので、短期で結果を出したい方や、あまり人と深く付き合いたくない方には向いていないかもしれないです。年単位でじっくり関わるのがこの仕事なので。
でも、いろんな人とゆっくり深く付き合えるという方には、これ以上ない面白さだと思っています。
感情がむき出しになる現場にいる
よっつめ。これが「毎日がドラマチック」な理由です。
楽しいとか嬉しいとかいう感情は、日常でも見られますよね。でも悲しみとか、怒りとか、人にあまり見せないような感情が、精神科ではむき出しになることがあります。
「こんなことがあったんですよ、信じられますか!」みたいな話を、ものすごい熱量でぶつけてもらうこともあります。
一人では抱えきれない感情を、誰かに渡したくて、それがわたしに向いてくる。
しんどいといえばしんどいんですが、それがなんというか、すごく人間っぽくて。
その場にいられることが、いい仕事だなと思う瞬間のひとつです。
精神科、花形じゃないけど奥が深い
看護師界隈でいうと、救命やICUのような「キラキラした」イメージの診療科と比べると、精神科は地味に見られがちです。希望する人も多くない、マイナーな領域です。
でも入ってみると、これが奥深い。
マニュアルが通じない。話すことが武器になる。回復の変化を長期で見られる。感情がむき出しの現場にいられる。
毎日がドラマチックというのは、わたしのキャッチフレーズなんですが、本当にそうなんです。
退屈する暇がない仕事です。
精神科に興味があるけど怖いな、という方、一度のぞいてみてください。意外とはまるかもしれないですよ。
今日もグレーのソリオで、誰かの家のピンポンを押してきました。


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