【こころ】心理学を使って相手の本音を引き出す聞き方のコツ

こころ

Y子
Y子

こんにちわ、こんばんわ、Y子です!

今日は心理学を使った話の聞き方について

お話します!

 

9月は不登校に関するセミナーが多い

 

やっぱり9月、夏休み明けっていうのはね、

不登校が増えるタイミングなのか、

セミナーとかもね、あの区が主催してやっていたり

うちの区でもやっていました。

なのでね、先週の土曜日に参加してきました。

臨床心理士伊藤先生のお話

臨床心理士のですね伊藤先生っていうね、

先生がですね、お話をしてくれたんですけれども、

やっぱり基本姿勢はあれですね、

お子さんのお話をキャッチしてあげてくださいっていうことを

お話されてましたね。

あとそうそうですね、本当そうだねって思ったのがですね、

「あなたのお話は受け止めるけれども賛成しているわけじゃないよ」

っていうところもあるっていうことをおっしゃっていて、

これは何かっていうと、お子さんがですね、

「死にたい」とか、そういうことを言ってきたときですね。

そういうときはですね、

お話は聞くけれども、そんな考えには賛成しているわけじゃないよっていうね、

そういう対応もあるよっていうことですね。

その態度が取れない方っていうのは

その話自体を聞かないっていうことになってしまうので、

そうすると子供側がですね、

自分の気持ちを受け止めてもらえてないっていうような解釈になってしまうので、

そういう聞き方というか、そういう対応も確かにあるなっていうのをね、

勉強させていただきました。

 

精神科訪問看護師の話の聞き方

私はですね精神科の訪問看護師なので

普通の病棟にいる看護師さんとかとは違って、

本当にお話を聞くっていうことが、

仕事の95%っていうような仕事をしていますね。

なので話の聞き方を間違えると、仕事にならないっていう仕事なもので、

人の話を聞く。

ことに関しては、ちょっと重きを置いている人間ですね。

人が話をするときの特徴

人っていうのはすごく自由にいろんなことをお話されるんですけど

それがですね、根っこのない話っていうのを結構されますね。

人は、やっぱりなんでしょうね、

本心はどうしても隠しておきたいっていうのが

多分、人の本音なんでしょうね。

やっぱりこんなこと言ったら、こう思われちゃうんじゃないか。

みたいなところで、本当に根っこのない話を結構される方が、多いですね。

けどそこっていうのは本当に聞いてほしい話ではないので

それをかき分けて、本当にね、根っこがあるところにアプローチしていかないといけないっていう

ところなんですよね。

人の本音にアプローチする方法

それを考えたときにですね

心理学が出てくるんですね。

フロイトとアドラーってね、ちょっと有名な心理学者がいらっしゃいますね。

一度は聞い名前を聞いたことがあるんじゃないか思うんですが

フロイトがですね、原因論っていうのをまず言ったんですね

原因論っていうのがですね、

すべての事柄には原因がある

こういうことが原因で、こういうふうな事態に陥っているみたいな、

簡単に言うとそういうことなんですけれども

それにあの反発というか

異論を唱えたのがアドラーですね。

アドラー心理学のアドラーですね。

アドラーっていうのは目的論っていうのを、提唱したわけですね。

なんでフロイトの原因論に反発というか、違うんじゃないのって言ったかっていうと、

原因論で考えてしまうとですね、原因が過去とか、どうしても変えられないものに紐づいているので

改善ができないんですね

そういうところに目をつけて、アドラーは、目的論っていうのを提唱したんですね。

その目的論っていうのは結構、

本人からすると、ちょっと言ってくれるな!っていうことを

言っているんです。

例えば

お父さんが厳しい方とかでですね、

お父さん厳しかったから、私は男の人が好きじゃないから、結婚しない!

みたいなことを言っている方がいたとしたら、

それは原因論でお父さんが原因でっていうことで、

そういうことを言っているわけですね。

それをですね、アドラーの目的論で同じ事態を見るとですね、

自分が結婚していないことを正当化するために、

ちょっと厳しかったお父さんを引き合いに出している

っていうことを言っているのがアドラーなんですね

なのでちょっと厳しいですよね。

厳しいことを言っている。

っていうふうに捉えられると思うんですけれども、

けどそういうふうに考えるとですね、ちょっと道が開けるんですね。

どうにもできなかった厳しかった親っていうのは、

もう覆さない事実なので、

そういうふうに考えちゃうともう八方ふさがりになっちゃうんですけれども、

アドラーの目的論って考えると同じ事態のことなんですけれども、

ちょっと糸口が見つかるというか、

自分の考え方でそういうふうになっちゃってるんだなっていうところに気付けるので、

そういうところが、アドラーの目的論のすごいところなんですね。

けどこれ使い方間違えるとですね、

本人を追い詰めることになるので、

このさじ加減が難しいんですね

これをですねあの仕事のたびに、

これはアドラーかな?、これはフロイトかな?って

聞き方を使い分けてるんですけれど

これがですね、使えるようになるとですね、

本当に人の話がいくらでも聞けちゃうんですね。

不登校の持つ親の方へ

本当にあの話の聞き方がすごく困っちゃってるんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。

その根っこのない話ばっかりをされるんだけれども

そこにやっぱり気を取られて、そこにばっかり深掘りしていってしまって、

やっぱり根っこはなかったっていうことを、ぐるぐるぐるぐるされてしまってる方が

多いんじゃないかなと思うので、

本当に心理学で話を聞くっていう、ことをすると、

感情を持っていかれないで済みますので、すごくお話が聞けますね。

自分を守って人の話を聞く

精神科訪問看護師って

結構心を掻き乱される仕事なんですね

この仕事って、急に怒り始めたりとか

急に黙り込んだりとか、

予期せぬ人の動きっていうのが垣間見られる職場なので、

やっぱりこういうふうな自分のメソッドというか、

決まりを作っておくと、自分がぶれずに話が聞けるなっていうところがありますので、

今日はちょっとそんなことをお話させていただきました。

これを読んでくれている方で…

自分の子供の話を聞いていても怒らせてしまう

なんで怒るのかが分からないなど

話を聞くことに悩みを持っている方

メールをいただければ、色々お話ができますので

メールいただければと思います

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