
こんにちわ!こんばんわ!よしこです!
今日はこころの不調時に大きな決断はしない!についてお話します
【心の不調時に大きな決断を避ける理由】
心が疲れているときや気持ちが落ち込んでいるときは、退職・離婚・引っ越しなどの大きな決断は避けたほうが安全です。
理由はシンプルで、心が弱っているときは、物事を客観的に見る力が落ちてしまうからです。
職場でトラブルがあったり、人間関係がこじれたりすると、怒りや不安、焦りといった強い感情が一気に押し寄せます。
すると冷静さが失われ、判断が大きく歪んでしまいます。
「逃げたい」
「もういいや」
といった衝動が強くなり、
本来なら選ばない決断をしてしまうこともあります。
【退職は人生に強い影響を与える】
なかでも退職は、勢いで決めてしまうと後悔しやすい選択です。
仕事を辞めると収入が途絶え、生活に直接影響します。
さらに将来の選択肢にも大きな変化が起きます。
心が不安定なときは、
「本当に辞めたいのか」
「環境が変われば続けられるのか」
といった重要なポイントが見えにくくなります。
辞めたい感情だけが先に立ってしまうため、
判断が偏ってしまうのです。
若い人ほど、周囲に相談せずにその場の感情で即決してしまうことがあります。
だからこそ、「少し立ち止まって考える」
という姿勢がとても大切です。
【退職で本当に解決できるかを考える】
職場では、感情を揺さぶられる出来事は誰にでも起こります。
叱られて落ち込んだり、
失敗して自信を失ったり、
人間関係で嫌な思いをしたり。
こうした出来事に心が引っ張られると、
「辞めれば楽になれる」と思いがちです。
しかし、
その問題は退職すれば本当に解決するのでしょうか。
辞めても解決しないことが多いのも事実です。
組織に所属している以上、
上司に相談したり、
配置転換をお願いしたり、
業務内容を調整してもらうことができます。
こうしたサポートを活用すれば、
状況が改善する可能性もあります。
ひとりで抱え込む必要はありません。
【仕事にはメリットもある】
仕事はストレスが多い一方で、
メンタルヘルスを支える側面もあります。
収入が得られる安心感、
生活リズムが整うこと、
社会とのつながりが保てること。
さらに、
自分の役割や居場所を感じられるという大きなメリットもあります。
こうした要素は、気持ちが安定しやすくなる土台になります。
仕事を手放すと、この土台まで一気に失われることがあります。
だからこそ、退職は慎重に考えてほしいのです。
【退職より休職という選択肢】
「辞めたい」と思ったときは、
退職の前に休職を検討してみてください。
休職をすると、今すぐ決断を迫られる状況から離れることができます。
また、環境から距離を置くことで心が落ち着くこともあります。
医療につながれば専門的なサポートも受けられます。
心が回復してくると、将来のことを冷静に考えられるようになったり、
「もう一度やってみよう」
と前向きな気持ちが戻ったりします。
休職は“時間を稼ぐ”方法でもあり、
“心を守る”ための選択でもあります。
【感情の勢いでの退職は後悔のもと】
ニュースなどでも、勢いで退職代行を使って辞めた人の“その後”が紹介されることがあります。
辞めて良かったという声もありますが、
「辞めたあとに不安が大きくなった」
「次の道が見えず、苦しくなった」
という人もいます。
感情のピークで大きな決断をすると、
後悔につながりやすいということです。
【まずは相談とサポートの利用を】
心が不調なときは、
決断よりもサポートを使うことが大切です。
信頼できる人に相談する。
必要なら休職を検討する。
医療や支援を利用する。
そうしたステップを踏むことで、少しずつ冷静な状態に戻っていきます。
心が揺らいでいるときこそ、
決断は「保留」にして構いません。
落ち着いてから選ぶことで、より自分に合った、
後悔の少ない選択ができます。


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