こんにちわ、こんばんわ、Y子(@yocchan0830)です。
先日こんな相談をうけました
もう仕事もしたくないし、夜勤もやりたくないけどお金がないからやめられないよ。
もうどうすればいいかわからない…
看護師のしごとは、決して楽なものではないので、「やめたい!!」と思うのも一度や二度ではありません。
しかし、おかねのためにやめられない人も多くいるのも事実です。
今日は、「楽に生きる」をじゃまするものについて考えます。
看護師の収入について
20代看護師
看護師になりたてのころは、残業もおおく、夜勤もやるため、収入は同級生より高い場合が多いです。
しかし、しごとの出来がまだまだと判断されると夜勤を入れてもらえず、収入が上がらない方もいます。
また、新人の一年間は残業代カットという病院もあります。
結婚、出産をしていない若手のころは、バリバリしごとをして収入をどんどん上げる方も多いです。
30代看護師
30代は結婚、出産で収入が減少します。
妊娠を機に、退職をすると、各種手当がもらえないため、さらに収入は減ります。
一方、結婚をしないでキャリアを積むかたは、順調に収入が上がります。
40代看護師
40代は、こどもの教育に時間をかけたいとの理由で、パートになったり、退職する方がいます。
十分やったという達成感を味わって一線を退くかたも多いでしょう。
一方で、管理職をいう新たな道をすすむ方もいます。
管理職手当がつく分、収入もふえますが、自由になる時間は減ります。
50代看護師
50代になると、定年がちらつく時期です。
昇給額も50歳になると半額になる病院もあります。
この頃になると、いかに楽に、定年までやり過ごせるかキーワードがになります。
積み重ねたものがあるため、収入もそれなりの額になっています。
看護師の出費について
看護師は、女性が安定した収入を得られる唯一の専門職です。
しかしながら、収入がいい分、出費についてはどんぶり勘定という方も多いです。看護師の出費について考えましょう。
じぶんへのごほうびが多い
まいにち頑張っているじぶんへのごほうびが、看護師は多いです。
スイーツや、洋服、エステに脱毛…
それによりげんきをもらい、また頑張るのです。
つきあいが多い
日勤おわりや、夜勤明け、ちょっとお茶したり、飲みに行ったり。
誘われることが多い分、出費が増えます。
気の合う仲間と、同じ時間を共有できるのはとても楽しいのですが、支出はどんどん膨らみます。
お祝い、プレゼントが多い
人生の節目の結婚、出産をむかえる同僚も多く、お祝いやプレゼントを渡す機会も多いです。
雇用が安定しているため、子だくさんの人も、看護師業界では結構います。
喜ばしいこともあり、稼いでいる自負もあり、財布のひもはゆるみます。
家計管理がにがて
いつも、精神的にも、肉体的にも酷使している看護師にとって、家計を考えるというのははっきり言ってめんどうです。
電気料金やスマホ代、保険料などのいわゆる固定費は一度見直すだけで、年間何万円という節約になりますが、その時間をさくことがめんどうなのです。
節約するくらいなら、バイト増やして収入上げたほうがいいわって方、結構いるんです。
それでは、「経済的自由」はいつまでたっても訪れません。
収入と支出のバランスについて
看護師はぜいたくを言わなければ、しごとがないということはまずありません。
それがゆえ、収入と支出のバランスがくずれ、
結果、「やめたくてもやめられない」という現象がおきます。
本来、やりたくないしごとは、メンタルヘルス上、やるべきではありません。
やめたいならやめるべきです。
収入はじぶんでは操作できませんが、支出についてはじぶんで操作できます。
それについて考えましょう。
固定費を見直す
毎月必ずでていくおかねのことです。
住居費、公共料金、通信費、保険料などです。
住居費
まず、住居費について、じぶんのライフスタイルに合っていますか?
たとえば、手取り20万なのに、10万もするマンションを借りていませんか?
住居費が手取りの50%を占めてくると、生活が大変になります。
「家にいるのが好き」という方なら別ですが、
休みになると外に出るかたは、引っ越しをおすすめします。
公共料金
公共料金についても、各社競争しています。
よりやすく便利なところに乗り換えましょう。
わが家は電気をエルピオ電気というところに変えて、
12月の電気代が、去年12749円だったのが、
今年9590円になりました。
また、じぶんのうちが何アンペアで契約しているのかも確認してください。
わが家は中古住宅を購入したため、前のかたのアンペア数で暮らしてしまいました。
120アンペアも入っていたのに気が付いたのは、5年もたってからです。
急いで40アンペアに変更しました。
通信費
通信費は今の時代、必ずかかってくるものです。
ちょっと前まで情報弱者でした。
携帯1台だけで12000円も払ってました。
いまは、携帯、家の固定電話、Wi-Fiで11000円くらいです。
わたしのスマホはもちろん格安スマホで、月1800円くらいです。
保険料
本来、保険とは、じぶんの力ではどうにもならない事態に備えて入るものです。
保険の勧誘の方にいわれるがまま入るものではありません。
つきあいで入らされる方もいるとは思いますが、
では、そのつきあいをすることで、じぶんの病院にその保険屋さんは入院してくれるのでしょうか?
無駄な保険は即解約しましょう。
医療保険、積み立て型生命保険はほんとうに必要ですか?
キャッシュレス決済
だいぶ浸透したキャッシュレス決済ですが、便利がゆえのワナもあります
リボ払い
これをやっている看護師さん、これでは「経済的自由」は訪れませんよ。
リボ払いとは聞こえのいい「借金」です。
1回払いで払えないものは買っちゃだめです。
明細をよくよく見てください。
ものすごい金利を払わされています。
電子マネー
これ自体はすごく便利なのですが、
クレジットカードにひもづけして利用するため、湯水のように使ってしまう危険があります。
コンビニでキャッシュで払うのならば、有り金がなければ「買うのはやめよう」という感覚が働きますが、電子マネーではそうはなりません。
じぶんのお金はちゃくちゃくと減ってます。
予算をきめて使いましょう。
まとめ
じぶんの一度きりの人生を、やりたくないことで埋められるのは嫌ですよね。
Y子はこの仕事が好きなので続けようとは思っています。
しかし、希望しない職場に行かされたり、意地悪な看護師がいたりしたら、即やめようと思っています。
重要なのは「選択の自由が、あるか、ないか」です。
収入はどうにもなりませんが、支出はじぶんの工夫でどうにでもなります。
「月の支出を3万円減らして、投資に充てる」
そんな選択もできます。
人からもらうお金に目を向けるより、
じぶんがつかうお金に目を向けるほうが、
よっぽど「経済的自由」への道が開けます。
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