こんにちわ、こんばんわ、Y子です。
こんかいは、転職についてです。
わたし、こどもが1人いるんですが、独身の頃のように夜勤をするのが辛くなってきました。
自分の時間もないし、もっと楽な働き方がしたいです。
Y子さん、どうすればいいですか?
大きな病院は、子持ちには優しくない
Y子は33歳で転職しました。
公立病院500床→個人病院100床に移りました。
公立病院はとにかく融通がきかなかったです。
夜勤をやめたいという希望もかなわず、
有休もつかえず、
公休も消化できず、
時短勤務もいやがられ、
子が入院するかもというとき、
「うちの小児科に入院してそこから出勤しなさい」と言われ、
やめるときの有休消化は3日だけでした。
大きな病院はたいてい看護体制が7:1です。
看護体制は報酬に関わるので、病院は絶対に比率を維持しなければなりません。
そのしばりに、看護師が巻き込まれるのです。
病院は看護師を消耗品と思っている
悲しいですが事実です。
大学病院だと毎年100名退職、100名入職も珍しくありません。
ネームバリューだけで看護師が集まります。
地方からも集まります。
ついていけない看護師がいても、すぐ補充がきます。
たしかに若いうちは、大きい病院のほうが学びが多くおすすめです。
しかし、結婚、出産を経験した看護師にとっては、つらい環境となり、おすすめしません。
「まなぶ病院」と、「くらす病院」はちがう
新人のころは、できるだけ多くのことを学ぶために、病院を選びます。
しかし、その病院で働き続けることは大きな犠牲をはらいます。
女性は「人生の転機」がたくさんあります。
「結婚」「出産」「育児」「小1の壁」「学童難民」
ずっと走り続けることは困難です。
楽に暮らせる病院を探しましょう。
子持ち35歳看護師が、転職に成功する方法3選
通勤時間をできるかぎり短縮する
通勤時間はお給料がでません。
なので、出来るかぎり通勤時間を短縮できる病院をえらぶ。
もしくは病院の近くに引っ越す。
時間は、いくらあっても足りません。
通勤時間にあてていた時間が、こどもと過ごす時間にあてられます。
じぶん時間をつくり出すことができます。
新しいことにチャレンジしない
転職を機に、いままで経験したことのないを職場にチャレンジする方もいるかと思います。
しかし、おすすめはしません。
なぜなら、勉強する時間をながく確保できる保証がないからです。
それに、経験者として入職するわけですから、手取り足取り教えてはくれません。
いままでの経験を活かせる職場を選びましょう。
基本給があがる病院にする
基本給が下がってしまう転職はしてはいけません。
基本給が下がってしまうと、結果的に「失敗したな」という気持ちになります。
大きな病院よりも、小さな個人病院のほうが看護師をあつめるのが大変なため、条件が良いです。
ただ、福利厚生の面や、公休の数など、細かい条件を知っておくことが重要です。
Y子の失敗ポイント
- 転職について考える時間が足りなかった
- クリニックの面接をうけたが、提示された基本給がうそだった
- 面接のときに福利厚生のことや、子の看護休暇のことが聞けなかった
- 夜勤なしに関する条件のすりあわせが不十分だった
- 入職支度金がほしくて転職サイトにお世話にならなかった
- 比較する時間がなくて、急いで決めてしまった
経験者の看護師が、面接で落とされることはほぼありません。
面接へ行く=採用と思っていいです。
しかしY子のように、じぶんで考えてじぶんで行動した結果、失敗ポイントがたくさんありました。
転職は「生もの」です。鮮度の良い情報をあつめましょう。
情報収集は重要ですね。家事、育児に追われてたけど、もっと真剣に考えようっと。
まとめ
ロボットが人間の仕事を代行する時代はすぐそこまできてます。
しかし、看護師のしごとは「人を看ること」です。
AI(人工知能)に負けないサービスを提供するしごとです。
家庭をもっていても、こどもがいても、必要とされる人材です。
自信をもって条件を提示しましょう。
そして、世にあるサービスは引け目なく使いましょう。
共働きが当たり前の時代です。
どうすれば続けられるのか、一緒に考えていきましょう。
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