【仕事】言ったもん勝ちは間違いだったと気がついたときにはもう遅い

仕事
よしこ
よしこ

こんにちわ!こんばんわ!よしこです!

今日は職場に求めていいこと、いけないことについて

お話します!

【はじめに】

まず押さえておきたいのは、

職場という場所は

“何を言ってもいい場所”ではないということです。

職場は、決まった時間に決まった仕事を行い、

その対価を得る場所です。

ところがその基本が曖昧になり、

「ここまでやってくれて当然でしょう」と

拡大解釈してしまうと、

人間関係がギスギスしてしまいます。

まずはその前提をしっかり理解しておきましょう。

【「言ったもん勝ち」の誤解】

よく「言ったもん勝ち」という言葉があります。

自己主張をしたほうがいい、

我慢ばかりせずに意見を伝えたほうが損をしない、

という意味で使われることが多いですよね。

本来は悪い言葉ではありません。

しかし、この言葉が誤解されると職場の治安が荒れてしまいます。

「自分の要求を押し通した方が得だ」という勘違いが生まれ、

必要以上の要求につながることもあるからです。

たとえば「休みの希望は○日まで」という

職場のルールがあるのに、

「私はどうしてもこの日が無理なんです」

と毎回特別扱いを求める。

そういった“規定を破る要求”が続くと、

会社側の信頼は揺らぎます。

結果として、言ったもん勝ちのつもりが自分に不利になってしまう。

こういう場面、意外に多いんですよね。

【誰に得な言葉なのか】

そもそも「言ったもん勝ち」って、

社員側、つまり雇われている側のメリットとして語られることが多いです。

自己主張しないと損だと思うから、

強めに要求してしまうわけです。

けれど、言いすぎ・求めすぎは会社側にとって負担になります。

その負担が続けば、関係が悪化していくのも自然な流れですよね。

だからこそ、自己主張は「バランス」を取ることが大事なんです。

特に看護・介護業界などは人手不足のため、

無理な要求でも通ってしまう場合があります。

しかし、それは病院側の負担が大きくなるだけで、

長期的には職場の環境が悪化します。

「通るから言う」ではなく、

「職場に求めるラインをどこに置くか」が大切です。

【株式会社自分という考え方】

私が好きな社長さんがいて、

その方が「株式会社自分という考え方を持ちなさい」と言っていました。

たとえ従業員であっても、

自分は“株式会社自分”の社長だという意識で働くと、

仕事がうまくいくという考え方です。

この見方だと、

いま所属している会社や病院は

「自分に仕事をくれている取引先」になります。

そうなると、取引先に自分の価値を提供することで報酬を得ている、

というイメージに変わりますよね。

「頑張っても頑張らなくても同じ給料」

という受け身の姿勢から、

「いい取引を続けるために、よりよい仕事を提供しよう」

という前向きな姿勢に変わります。

従業員という立場に慣れすぎると、

自分の仕事の質を上げる意識が薄れがちですが、

「自分は社長だ」という意識を持つと、

自然と向上心が生まれます。

そして誠実に仕事をすることが、

自分の会社(=自分自身)を守ることにもつながるのです。

【職場に求めていいこと】

では、職場に求めていいことは何か。

これはシンプルで、「仕事をするために必要なもの」です。

・業務に関する説明や指示
・業務遂行に必要な環境や配慮
・給与・労働時間など契約に基づく条件

こういった“働くために必要なもの”は堂々と求めていいし、

求めるべきものです。

【職場に求めてはいけないこと】

一方で、求めてはいけないものもあります。

それは、「個人的な感情を満たすための要求」です。

たとえば

・自分のメンタル面のケアを会社にしてほしい
・自分だけ特別扱いしてほしい
・私生活の事情を職場に広く配慮してほしい
・性格や特性を理由に過度な優遇を求める
・情緒的なケアや共感を求める

こうしたものは、職場の役割ではありません。

職場は医療機関ではありませんし、

心の専門家でもありません。

個人の特性や気持ちに応える場ではなく、

「仕事をする場」です。

ここを間違えると、会社との関係が悪化してしまいます。

【メンタルヘルスはセルフケアが基本】

精神的な健康、メンタルヘルスは、

まず自分で整えるものです。

生活習慣を整える、

メリハリをつける、

感情をコントロールする。

もし自分だけでは難しいなら

会社ではなく医療機関や相談窓口

カウンセリングなどを利用するのが正しい選択です。

会社に過度なケアを求めすぎると、

関係が悪くなるだけでなく、

自分自身も苦しくなってしまいます。

【まとめ】

職場に何でも求めるのはリスクがあります。

働くために必要なものは求めていいけれど、

個人的な感情や特別扱いは求めるべきではありません。

自分は「株式会社自分」の社長であり、

会社は取引先。

そう考えると、バランスの取れた関わり方ができて、

良い関係も長続きします。

 

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