
こんにちわ!こんばんわ!よしこです!
今日は8050問題について考えます!
【8050問題とは何か】
今日は「8050問題」についてお話しします。
私の仕事の現場でも、この問題を目の当たりにする機会が増えてきました。
団塊の世代が後期高齢者となるため、今後5〜10年でさらに増加していくといわれています。
8050問題とは、「80代の親と50代の子ども」が同居し、子どもが引きこもりや就労困難の状態にある家庭で、親の高齢化によって生活・介護・経済的負担が限界に達するという問題です。
社会的孤立や経済的破綻のリスクを抱えています。
【なぜ起こるのか:長期化する問題】
大切なのは、8050問題は“突然起こるわけではない”ということです。
長年の「いつか何とかなるだろう」という先延ばしの積み重ねが、親の高齢化によって表面化しただけなんですね。
支援につながらないこと、地域との関係が薄いこと、家庭内で抱え込んでしまうことが背景にあります。
親子ともに、何十年も悩み続けてきた結果、動くための気力が残っていないというケースも多いのです。
【子どもが動けない心理】
行動できない理由には、子ども側の心理的なブロックがあります。
・自立する能力が自分にはないと思っている
・失敗するのが怖い
・今困っていないから動く理由がない
これは怠けではなく“心理的防衛”で、自分を守るための反応です。
【親の悩みとすれ違い】
一方、親は
「なんで何もしないの?」
「どう考えているの?」と理解できず、
責める言葉が増えてしまいがちです。
しかし、責めてもブロックは外れません。
必要なのは、
「何が怖いのか」
「どんな一歩なら踏み出せるのか」
を一緒に考える姿勢です。
ただし、関係がこじれすぎている場合は、家庭内での解決は難しいため、専門家に任せたほうが早く進むことが多いです。
【親が果たすべき役割】
親に求められるのは、「親がいなくなっても生活が続く環境づくり」です。
親の死による“強制的な自立”は、練習もしないまま本番に放り込まれるようなもの。
うまくいくはずがありません。
小さな練習、小さな失敗の経験を日常の中で積み重ねることが、心の筋力になります。
事務作業はできても、人との会話が苦手な人もいます。
そういう小さなスキルも練習すれば身につきます。
親が全部抱え込むと、こうした成長機会が奪われてしまいます。
【本当は「5020問題」】
私が強く感じているのは、8050問題は実は「5020問題」だということ。
50代の親と20代の子ども、その時点ですでに“問題のタネ”は存在しています。
20代での失敗は小さくて済むけれど、50代での失敗は大きなダメージになります。
若いうちに失敗を経験し、挑戦の耐性を育てられていたら、8050問題には発展しないケースが多いのです。
【家庭内で抱え込まないこと】
家の中で抱え込むと、問題が“日常の風景”になり、誰も問題視しなくなります。
だからこそ、外に相談することが必要です。
「何に困っているのか」を言葉にできるようにしておくことが、解決の出発点になります。
【今日がスタートライン】
8050問題は、今始まったものではなく、過去の積み重ねが表に出たものです。
気づいた今日がスタートライン。
問題を曖昧にせず、生活スキルを一緒に練習し、失敗しても戻れる場所をつくる。
それが親が最後までできる大切な役割です。
今からでも遅くありません。
動こうと思った瞬間から、未来は変わります。


コメント