
こんにちわ!こんばんわ!よしこです!
今日はわたしの人生どこいった?について
お話します
【私の人生どこいった?】
私は精神科訪問看護師として、日々いろんなご家庭に伺う機会があります。
どの家庭でもよく感じるのは、「親が子どもを大切に思いすぎている」ということ。
もちろん、それ自体はとても素敵なことなんです。
でも、その「子ども中心の生活」が長く続くと、ある時ふと、
「私の人生って、どこいったんだろう?」という気持ちにぶつかる方が多いんです。
【子ども中心の生活がつくる“充実と空虚”】
子どものために毎日お弁当を作り、習い事に送り迎えし、学校行事に参加する。
その姿はまさに「献身」です。
子どもが小さいうちは、親の支えが必要不可欠ですし、
子どもの成長を間近で感じられるのは大きな喜びでもあります。
「必要とされている」実感があり、達成感もある。
だからこそ、その時間はとても充実して感じられるのです。
でも、子どもはいつまでも子どもではありません。
私の感覚では、“親が忙しくお世話する時期”はだいたい義務教育まで。
15歳を過ぎれば、子どもには自分の世界ができていきます。
友達との関係、部活、アルバイト、自分で稼ぐお金の価値。
そうして少しずつ親の手を離れていくのです。
【「空の巣症候群」という現実】
子どもが自立して巣立つとき、親が感じるのは「嬉しさ」と「喪失感」。
まるで長年守ってきた“巣”が空っぽになってしまうような感覚です。
これがいわゆる「空の巣症候群」と呼ばれるものです。
子どもが家を出た瞬間、心にぽっかり穴があく。
「私は誰のために生きてきたんだろう」と、急に虚しさに襲われる。
でも、これは決して珍しいことではありません。
むしろ“頑張ってきた証拠”とも言えます。
【子どもにかけすぎる「お金・時間・手間」】
最近では、教育費がどんどん増えています。
「子どものために」「できる限りのことをしてあげたい」
そんな思いから、どこまでも費やしてしまう親も少なくありません。
けれど、それは本当に必要でしょうか?
冷静に考えると、親が手を出しすぎるほど、
子どもは“自分で生きる力”を育てる機会を失っていきます。
たとえば、掃除、料理、片付け。
こうした生活力も、生きるうえで欠かせないスキルです。
それを全部親が肩代わりしてしまうと、
「お世話されるのが当たり前」の子になってしまうんです。
子どもの自立を願うなら、親が“やりすぎない勇気”を持つことも大事です。
【親も「自分の人生」を取り戻していい】
「子どものために頑張る」のは素晴らしいことですが、
その努力が「自分を犠牲にすること」になっていないか、
ときどき立ち止まってみてほしいと思います。
親にも、ひとりの人間としての人生がある。
人生は一人分ずつしか与えられていません。
親が1.5人分、子どもが0.5人分の人生を生きているような状態は、
どちらにとっても幸せではないんです。
だからこそ、子どもにかけていた時間やお金を、
少しずつ「自分のため」に使ってみてください。
ずっとやりたかったことに挑戦してみる。
好きな服を着て、行きたい場所へ行く。
自分のためにお金と時間を使う経験を重ねていくと、
「私の人生どこいった?」という感覚は、少しずつ薄れていきます。
【“自分を生きる”ことが、子どものお手本になる】
親が自分の世界を持っていると、
子どもは「大人って楽しそうだな」と感じるようになります。
それが、子どもにとって最高の教育なんです。
親が幸せそうにしていること、
それが子どもの心の安心にもつながります。
だから、「子ども優先の時期」は必要ですが、
どこかで必ず“自分を生きる時期”へと切り替えることが大切です。
そのタイミングを逃さないでください。
自分の人生を、自分で切り開いていく勇気を持つこと。
それが、親としても人としても、
本当の意味で“豊かな生き方”につながっていきます。
今日は「私の人生どこいった」
空の巣症候群から学ぶ、自分の時間の取り戻し方についてお話ししました。


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