
こんにちわ!こんばんわ!Y子です!
今日は大人にならない子どもという
お話をします
【大人にならない子どもという現象】
今日はですね、「大人にならない子ども」というテーマでお話ししようと思います。
この「大人にならない子ども」というのは、精神的・経済的な自立ができず、親に依存したまま成長が止まってしまう状態のことを指します。
最近、そんなケースをよく耳にするようになりました。
昔よりも増えている気がしませんか?
その背景には、親の過干渉や過保護、あるいは親の価値観が強く反映されてしまって、他者の視点が入りにくい家庭環境などが影響していると感じます。
「価値観の多様化」といえば聞こえはいいですが、裏を返せば“他人の意見を聞かなくても生きていける”時代でもあるんですよね。
【親の立場から見えるジレンマ】
家庭の中に「大人にならない子ども」がいると、親は2つのタイプに分かれます。
ひとつは「一生この子の面倒を見よう」と考えるタイプ。
もうひとつは「どうにかして社会に出さないと」と考えるタイプです。
ただ、「一生面倒を見よう」と思っても、それには限界があります。
親の方が先に年を取り、体力も経済力も落ちていく。
いつか必ず“見られなくなる時”が来ます。
そして、その関係が長く続くと、子どもは依存的になります。
「親がいないと生きられない」状態になるんです。
すると、親に嫌われないように生きようとして、挑戦も失敗も避けるようになる。
お金も使わない、派手なこともしない。
どんどん萎縮して、考えることが「どうすれば親に嫌われないか」になっていく。
こうなると、ますます自立は難しくなります。
問題はとても根深いんですよね。
【社会資源という“第三の手”を知る】
ただ、ここで知っておいてほしいのは
親だけが抱え込まなくていい制度が、すでに日本にはたくさんあるということです。
「うちの中の問題だから、うちで解決しなきゃ」と考えると、どうしても視野が狭くなります。
結果的に、親の支配下に子どもを置くような形になってしまう。
そうなると、子どもは自立できず、親は疲弊していく。
どちらも苦しくなってしまいます。
だからこそ、「社会資源を使う」という選択肢を知るだけで、見える世界が変わります。
実際、社会資源をうまく活用して、親も子も幸せに暮らしているご家庭はたくさんあります。
【ミニマムライフコストという考え方】
もう一つ、興味深い考え方があります。
「ミニマムライフコスト」という言葉、聞いたことありますか?
これは“生きていくために必要な最低限の生活費”のことです。
これを知っておくだけで、「どのくらい働かないといけないのか」が変わってくるんですね。
たとえば、親が「自立するなら月25万円は稼げないと」と思っていたとしても、
実際のところ、その子にとっては15万円で十分幸せに暮らせるかもしれない。
「年収90万円でハッピーライフ」という本もあります。
この著者は、週2回だけ働いて、あとは自分の時間を楽しむ生活をしているそうです。
働くのが苦手な人にとって、そんな生き方の方がずっと幸せな場合もあります。
【親の価値観が子どもを縛ることもある】
親の価値観がそのまま子どもに引き継がれるとは限りません。
「正社員でなければダメ」「結婚して子どもを持ってこそ一人前」
そうした“昔の幸せの形”を押しつけてしまうと、子どもはますます苦しくなります。
大切なのは、その子がどこに幸せを感じているかを一緒に見つけてあげること。
もしかしたら、仕事をしない方が心穏やかに暮らせるかもしれないし、
アルバイトや自給自足の生活の方が、その子にとっての「幸せ」かもしれません。
【自立とは「自分の幸せを選べること」】
どんなに遅くても、親は必ず子どもより先に亡くなります。
だからこそ、自立は避けて通れないテーマです。
でも、自立とは「一人で稼ぐこと」ではありません。
「自分にとって心地よい生き方を、自分で選べること」なんです。
親がしてあげられるのは、そこまで。
お金を与え続けることでも、生活を支配することでもない。
“その子がどう生きたいか”を一緒に考える
それが本当の意味でのサポートだと思います。
【最後に】
私が関わっている精神科の世界でも、「自立」は永遠のテーマです。
病気や障害があっても、自分らしく生きる道は必ずあります。
日本には、そのための支援制度がすでにたくさん整っています。
もし「大人にならない子どもを抱えてつらい」と感じている方がいたら、
どうかひとりで抱え込まず、外のサポートを頼ってみてください。
今日は、「大人にならない子ども――それを作るのは、親の考え方かもしれません」
というお話をしました。


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