
こんにちわ!こんばんわ!Y子です。
今日は悩みに縛られない人生について
お話します。
【悩みのない人生ではなく、悩みに縛られない人生へ】
「10年悩む人」というテーマで話したんですが、今日はその続編のような内容です。
そもそも、悩みって“なくなる”ものではないんですよね。
生きていれば、誰だって何かしらの悩みは発生します。
私だって日々の生活の中で、看護師という仕事をしていれば、悩みが全くないなんてことはありません。
いろんな人に出会い、いろんなことを言われるわけです。
一番衝撃的だったのは「◯すぞ」と言われたとき。
看護師をしていて、そんな言葉を聞くとは思っていませんでした。
そのときは正直、「こんな仕事続けていいのかな…」と悩みました。
でも、そんな経験も含めて、悩みが全くなくなる人生なんて存在しないんです。
だからこそ大事なのは、「悩みをなくす」ことではなく、
悩みに縛られない生き方をすることなんです。
【悩みに縛られる人の共通点】
悩みに縛られてしまう人には共通点があります。
それは「この悩みはどうにもならない」と思い込んでいること。
「親に愛されなかったから人間関係がうまくいかない」
「家庭環境が悪かったから人生を楽しめない」
そんなふうに、“変えられない過去”に原因を置いてしまうんです。
でも、ちょっと考えてみてください。
本当に変えられないんでしょうか?
同じような経験をしていても、前に進める人もいますよね。
ということは、「できる人になれば変えられる」ということなんです。
【原因論と目的論】
ここで出てくるのが、私の大好きな考え方、原因論と目的論です。
原因論(フロイト)は、「〇〇が原因で私はこうなった」という考え方。
たとえば、
「親が厳しかったから私は結婚できない」
「育った環境が悪かったから自信がない」
こんなふうに、もう変えられない“過去”に原因を求めてしまうと、悩みは永遠に解決しません。
一方で、目的論(アドラー)は違います。
「私は“〇〇したい”という目的のために、その理由を使っている」と考えるんです。
つまり、
「結婚しない自分を正当化するために、“親が厳しかった”という理由を使っている」
というように、自分の選択の理由を変えられないものに紐づけない。
この考え方をすると、少しショックを受けるかもしれません。
でも、目的論の視点を持てる人は、「自分で変えられる部分」に意識を向けられる。
だからこそ、人生の舵を自分で握ることができるんです。
【悩みに縛られない生き方】
「原因論」的に生きると、いつまでも過去に縛られてしまいます。
でも、「目的論」で考えると、自分の意思で未来を選べるようになります。
たとえば、
「親が原因で私はこうなった」ではなく、
「これから私はどうしていきたいか」を考えること。
それが、悩みに縛られない人生を送るための第一歩です。
過去は変えられません。
でも、その出来事にどんな意味を持たせるかは、今の自分が決められます。
どこに紐づけるかで、人生はいくらでも変えられるんです。
【まとめ】
「どうにもならないこと」なんて、本当はありません。
“どうにもならない”と自分が思い込んでいるだけ。
だから、悩みが出てきたときは「なぜ私はこうなったのか?」ではなく、
「これから私はどうしていきたいのか?」に意識を向けてみてください。
悩みをなくすのではなく、悩みに縛られずに生きる。
それが、楽に生きるための思考法です。
【メンタルサポーター】
私は、公認心理師であり、精神科訪問看護師です。
日々、たくさんの方と関わる中で感じるのは、
「人は誰でも、変われる力を持っている」ということ。
でも、その力を“信じられない時間”が続くときもあります。
悩みが長引くのは、弱いからではなく、
“自分を守るため”に、心が頑張りすぎているからです。
そんなときに、少し立ち止まって、
誰かと一緒に考えられたら
そこから人生は、静かに動き出します。
私はそんな「心の伴走者」でありたい。
もう一つの顔、それが【メンタルサポーター】です。
あなたの中にある「変わる力」を、一緒に見つけましょう。
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